とまべっちーの考え事

ホラクラシー組織の学習塾を作ってみたい。

偏見と頭の悪さの相関関係  

東浩紀が「偏見」についてかなり微妙な議論をしている。東にしては珍しく歯切れが悪く、結論も出ていない。しかしよく聞けばなかなか深淵なことを言っているような気がする。(動画の終盤部分です)


偏見の強い子どもには共通点がある。それは頭が悪いということだ。勉強ができない。成績が悪い。そういう子ほど差別や偏見を平気で口にする傾向がある。それは裕福な上流階級の家の子であっても同じだ。とにかく頭の悪い子は差別をするし、固定観念が強い。

A君は学習院初等科で恵まれた環境で育った。礼儀作法はしっかりしているが勉強はできない。金銭感覚が非常に贅沢で、ファーストフードは嫌悪している。能力と消費意欲のバランスがまったく取れていない。無駄なプライドが高く、庶民をバカにしている。萌え系アニメにはまっていた。この手の子どもに共通しているが、熱中の仕方がおかしい。熱狂といったほうがいい。感情が洪水のようになってすべての思考を押し流す。それもちょっとしたことでそうなってしまう。これでは知性が育つわけがない。

Bさんは豊島岡女子学園の卒業生で今はもう社会人になっているが、やはり金銭感覚が収入に見合っていない。ブランド信仰が強く、有名大学や有名企業の名前に簡単になびく。私は愛想を尽かしてしまったので、その後どうなったかは知らない。

C君は慶応幼稚舎(小学校のこと)の4年生。実業家の家庭で都心の大邸宅に住んでいる。自分の父親を自慢し、「それに比べて先生は大したことないね」と言う。また学校では「ぼくの塾の先生は〇〇大を出てるんだよ」と自慢しているらしい。学校の外では「ぼくの学校はね」と言いたがる。外国人に対する差別的発言もしていた。当時私は個別指導塾の教師をしており、外国にルーツを持つ生徒も多く担当していたので、それは厳しめに注意した。家で親からも躾けられたらしく、その後は表面的にはポリティカル・コレクトネスを意識した発言をするようになった。理解していないことを口先だけで言っているのが明白で、失敗したなぁと思った。小学4年生が上っ面だけのポリコレを覚えたって何の意味もない。モラルを教えるのは難しい。想像力の足りない頭の悪い子にモラルを教えるのはとくに難しい。

D君も私立中学に通う劣等生だが、最近は「可愛い女の子と仲良くなりたい」という話ばかりしている。顔が可愛ければ何でもいいらしい。それを公言して憚らない。それは女の子をモノやペットのように見ている差別的視線なのでは?と問いかけても反応はまったくない。乃木坂のかわいい子ランキングを夢中になって説明してくれる。べつにD君に悪意はない。ただ自然な感情が赴くままに言っているだけだろう。だがそれが人を傷つけたり、悪に加担したりする結果をもたらすということを、彼はまだ知らない。

彼らの共通点は第一に頭が悪いということだが、もう一つ言えば、そのことに対して深い劣等感を抱いている。だからその裏返しとして、差別的で攻撃的なことを言いたい欲求があるように見える。頭が悪いので、差別的発言をすることでどのような効果が及ぶのかを想像できない。だから安易にやってしまう。教師の前ではまだいい子ぶっているが、家庭や学校ではずいぶん無神経な言動をしているようだ。残念ながら、器の小さい人間は子どもの頃からもうそれと分かる。

カテゴリ: 思想

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コメント

無題

頭が悪いと、差別に走りやすいってのは、それが楽な構造があるからでしょう。

差別ってある意味で「考えなくて済む」からね・・・

あとモラルは、一番いいのは「あこがれる人」なり「親」がモラルを守って魅力的であることが、一番それを習得しやすいのかもしれない。

モラルは「美しさ」とも多少関連がある。

いくらモラルを守っても、「醜い有り様」で、それを他者に押し付けるって「醜さ」を発揮したならば、そういう人は、モラルを「裏口から」完全破壊する人だと思う。


てな感じです。

まあ無駄口かもしれないですが、これにて。





遍照飛龍 #RFphBmaY | URL
2018/11/23 18:56 | edit

たいへん面白いご意見でした。モラルにうるさくて醜い人もいますからね。攻撃的な道徳主義者とか。分かる気がします。

tomabetchy #WSsdzqd. | URL
2018/11/23 21:53 | edit

この記事もまた、ある種の偏見で書かれていませんか?つまるところ「頭の悪い人」に対する偏見があるんじゃなかろうかと。苫米地英人だって、偏見をしがちな人間でしょうに(苫米地英人は頭が悪い。学問ができるだけで知性は有していない。ということであれば、「まあそうですね」なのですが)。

職業柄、関わる人間には限りがあるということでサンプルの偏りがあるのはある種、仕方無いとは言え、「もっと色んな人間を見るべきだ」とは思いますが、知性が無いが故に偏見をしない人間というものも存在します。
あなたが出会ったことが無いか、そのような人物を見た経験が反映されていない記事になってしまっただけかもしれませんが。とまあ、偏見をしないだけで、「知性を持っている」ということになるのなら、それもまた、「まあそうですね」なのですが。

風吹けば名無し #- | URL
2018/12/10 09:24 | edit

頭が悪くてオープンマインドの人もいますね。魅力的な人もいます。そういう人と本文で紹介した人たちとの一番の違いは、頭が悪いということがコンプレックスになって情緒的にこじらせているかどうかです。頭が悪いということで非難ばかりされている人は偏見や差別に走りやすいです。頭が悪くても周りの人たちに受け入れられて友好的な関係を築いている人は大丈夫です。

差別や偏見をする人は第一にその欲望があります。そして、頭の悪い人ほど自分が偏見を持っていることに気付きにくく、修正が困難だということです。頭のいい人も差別をしますが、それは確信犯である場合が多いような気がします。

また、オープンマインドな頭の悪い人も、結局自分に理解できない人のことは簡単に切り捨てたりするので、必ずしも無害とはいえません。

苫米地英人はIQこそ高いですが、頭が良いとはまったく思いません。学問的にも評価されていません。大学の研究者が苫米地の著作を引用しているのを見たことがありません。

tomabetchy #WSsdzqd. | URL
2018/12/10 12:12 | edit

「頭の悪い人ほど自分が偏見を持っていることに気付きにくく、修正が困難」というのは大きな問題だなと。何をどう説明しても、「それが差別であると気付けない」わけなので、「自分は差別などしていない」と認識していると。それはどうしようも無いというか。

「苫米地英人が大学の研究者から引用されない」という話については、「もしかしたら苫米地英人は、英語の運用も下手だからそうなっているのではないか」と思っているところです。極論のひとつとして引用するならば、苫米地英人の言説は、とても使いやすいはずですが、引用しても意味が通じづらい文章を書いているというか。

風吹けば名無し #- | URL
2018/12/19 10:20 | edit

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