とまべっちーの考え事

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桜花学園の井上眞一監督がすごい  

高校女子バスケの名門・桜花学園の監督を取材した2本の動画を紹介する。
1本目は監督の選手との付き合い方に焦点を当てる。

桜花学園には選手が20名強しかいないという。ほとんどは全国からスカウトしてきた選手たちだが、中にはそうでない選手もいるらしい。全寮制。「一人も脱落させない」というポリシーがあり、実際に退部者は出ていないという。普通のスポーツの強豪校は退部者が続出するので、これには驚かされる。もっとも、入部する前によほどしっかりと能力と意志を確認しているからこそ出来ることだろう。
また、信頼関係があってこそ厳しい指導を受け入れてもらえるという考え方にも共感した。個々の生徒の性格を読み取り、指導の仕方も変える。コート外ではおじいちゃんと慕われ、生徒からタメ口で話しかけられる。監督はそれが自然だと言っている。上級生と下級生の垣根もない。

次の動画は5年くらい前のものだ。競技指導という観点で為末大が取材している。

非常に細かいマニュアルがあるということ。「ディナイディフェンス」を日本に持ち込んだ監督でもあるということなどが語られる。全国の有名選手たちがこの監督のもとで技術を磨きたいと思うのも頷ける。

桜花学園の選手たちは卒業後も実業団や大学で活躍している。男子の能代工業はかつて圧倒的な日本一のチームだったが、その後活躍する選手はあまり多くない印象があった。高校の大会で勝つためにはいいのかもしれないが、はたしてその先につながるのかという疑問を感じた。その後、有力な選手たちが必ずしも能代に進学しなくなり、勢力図も変わったし高校男子のプレースタイルもだいぶ変わったように思う。それは好ましい変化に見える。

井上監督のやり方は大変自然で、王道を行っているように思う。もう70歳近いので、いつまで現役で監督を続けるか分からない。若い世代の指導者たちは今のうちによく学ばせてもらった方がいいだろう。

カテゴリ: 教育論

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