とまべっちーの考え事

ホラクラシー組織の学習塾を作ってみたい。

ゲンロンが大変なことになっている件  

東浩紀の愚痴ツイートが連日続いている。どうやら社内の経理処理に重大な問題があったようだ。その修正処理に膨大な時間がかかっている。おそらく過年度にまで遡って税務上不適切な処理が行われていたのだろう。

私も経理職の経験があるから分かるのだが、一度ぐっちゃぐっちゃにされてしまった帳簿を修正するのは困難を極める。世の中には人並みの情報処理能力がない人がいて、まともに帳簿をつけることもできない。イレギュラーな事案などにまったく対処できず、放置したままになる。証票の保管もきちんとできない。そして、それがどれほど深刻な問題なのかを本人は理解できない。問題が発覚してから修正するのはさらに高度な情報処理能力と判断力を要する。ゲンロンにはそれができる社員がいないので、けっきょく一番能力の高い東自身が一から会社経理の勉強をして処理する羽目になっているというわけだ。(おそらく)

ほかにも積もり積もった我慢がある。20歳も年下の社員が東に友達のように接してくるのだそうだ。不遜としかいいようがないが、そういう人をスタッフとして受け入れてきたことが今となっては悔やまれる。東はネットでは面白いおっちゃんキャラとして消費されている面もあり、そのノリでリアル東浩紀と付き合えると思っているとんでもない勘違い君たちが存在するようだ。

また、「俺は父親じゃない」とも繰り返しツイートしている。父親代わりもある程度引き受けてきたが、甘えが過ぎたということだろう。そりゃあ経営者なら、自分の会社で仕事をすることを通して一人前の大人に成長する社員を見たいと思うものだ。しかし、その期待も信用も裏切られ、会社経営のリスクだけが肥大化することになってしまった。

おそらくこれまでの東は、スタッフの集め方に甘さがあったのだろう。理想主義的というか、夢見がちな選考をしていたのだろう。「こうなったらいいな」という理想像をイメージして採用してみたが、現実は全然違うものになってしまった。東は人に対して「強い期待」をする気質がある。それは魅力的な人徳でもあるのだが、それゆえに失望も大きい。そもそも期待をかけるべきではない人間に間違ってチャンスを与えてしまうこともあるのではないか。(それを誤配と呼ぶなら、誤配に希望を託すのは厳しすぎる。)

私もいずれ学習塾を開く可能性が高いので、他人事ではない。大学生のアルバイトがどの程度の仕事しか出来ないかはよく知っている。社会人の塾講師も使える人は少ない印象がある。だから一人で家庭教師をしていたほうが気が楽だ。そのほうが自分の仕事をコントロールできる。

小さくてもゲンロンさえ存在すれば東浩紀のパフォーマンスは保たれるだろう。批評再生塾などはお取り潰しになりそうだ。ゲンロンは東浩紀の活動のための場と再定義されることになるだろう。もはや東浩紀の後継者はゲンロンの外から現れるのを期待するほかない。

カテゴリ: 東浩紀論

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コメント

ところで、この問題は逆向きに推論するとまったく別の景色が見えてくる。

経理担当者が反旗を翻したということなのだが、元来経理職は戦闘民族ではない。営業ではなくあえて経理を選ぶような性格なのだ。その経理屋が本気で怒るということは、その会社の経営がよほど酷いということなのである。

おそらくこの経理担当者には強烈な問題意識があった。そして社長の東を突き上げた。それでも変化がないので社内で危機感を共有する仲間を作り、一緒に会社を出ていった。そういうストーリーも描くことができる。

これほどの大量退職が発生するということは、よほどのことがあったに違いない。もし東のほうにパワハラなどの不正があったのであれば、退職した元社員たちは何らかの形で告発してほしい。そうではなく、放漫経営やワンマンの意志決定スタイルなどのやり方に対する反発だったのであれば、べつに社会に訴える必要もないだろう。ただ別の道を行く。それだけだ。

とまべっちー #WSsdzqd. | URL
2018/12/21 23:15 | edit

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